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鴨家キッチンの3月、4月のオープンデー

鴨家キッチンのまおこです。

2月のオープンデーに参加してくださった皆様ありがとうございました。

2月のオープンデーにご来店の皆様ありがとうございました!

メニューはアイヌご飯でした。




・ユクオハウ 鹿の首肉をじっくり煮た汁物     
・カムイチェプ 神の魚とされた鮭の焼き物          
・カンポチャラタシケプ
        豆と干し南瓜の煮物。キハダの実が隠し味 
・チポロイモ ジャガイモといくら
・プクサたまご 行者大蒜の醤油漬け入りたまご焼き 
・西野さんの自然栽培米と雑穀 
・マカヨオソマ 蕗味噌
・焼き栗 日本ミツバチのはちみつ添え


鹿の首肉を、頸椎がついたままじっくり煮込んだので、

髄のうまみがたっぷりでて、それはそれはおいしいスープになりました!


なんでアイヌ料理なんですか?とよく聞かれます。

アイヌ料理の魅力とは何か??

それはちゃんと「命をいただいている」ことを強く実感できること!




ともすれば、ファストフードに偏りがちな現代社会。

だれが作ったかわからない食材が寄せ集められて、

カタカナのよくわからない化学物質にまぶされ、

工場から出荷され、最後提供するバイト君も、それが何で、どのように作られたか知らない。

無論、食べてる我々もCMイメージでしか知らない。

それが現代社会の食の現状。



アイヌ文化では、食べるものも、道具もすべて自然の中で、自ら狩猟採取して、

加工して、調理して、食べたり使ったりする。

アイヌでは、すべてのものに神が宿る、というか、神そのものだとされています。

熊も、狼も、水も火も、木もぜーんぶ。

なので、食べるためにはまず、命をいただくところから。

神の命をいただく、というより、これを神としてまたあの世に送り返すという意味合いを持ちます。

食べるために命を絶つことは、その命を神としてあの世に送り返すということ。

そしてそれを感謝して自分の体に入れる。

それが獲って、食べるという営みになります。

それができて初めて「ヒンナ、ヒンナ」が言えるのです。


アイヌ料理は、最後お皿にのった食事のことを言うのではなく、

この、命を自ら獲って、調理し、食べ、感謝し、神の国に送り返す。

この一連を指して、アイヌ料理というのだと思います。


そして、その力強さや、清々しさや、自然の前での人間の無力さに心を打たれるのではないかと。


元祖のアイヌ料理は

塩と魚や獣の脂、あとは野草類の風味付けくらいしか味付けの要素がなく

色々なおいしいものに慣らされた舌にそのまま美味しいといえるかどうかはかなり疑問。

でも、味だけではない、その料理がここに至るまでのストーリーが何倍もその皿を美味しくさせるのかも。

鴨家キッチンのオープンデーでお出しする食事は特にこの

命を自ら獲って、調理し、食べ、感謝し、神の国に送り返す。

という一連の流れを意識しています。

全部の食材をその方法で調達することはまだできていませんが

その象徴がフォレストガーデンであり、

つながりのある農家さんや猟師さん。

皆様のおかげで今日も私は楽しい暮らしです。

ありがとうございます!



3月のオープンデーは野草料理




3/5(日) 残り3名様

3/13(月) 満席となりました。13時以降なら別途若干名お受けできます

4月のオープンデーはタケノコづくし

4/10(月)、4/23(日) 両日まだまだ空席あります

フォレストガーデンの簡単なレクチャーと庭の見学とランチがセットになったコースは10時半スタートで料金は2,000円

ランチのみのお客様は11時半よりお好きな時間で1,200円です。

ご予約はオーナーメールかお電話で。090-3951-6753(金澤)




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