前回好評でした、ジビエ料理教室の、鹿肉バージョンを
天竜二俣の協働センター調理室で行います。
最近よく、
「もらった鹿や猪が冷凍庫にあるんだけれど、どう調理していいかわからない。どうしたらいいですか?」
「一番おいしいジビエの食べ方って何ですか?」
等々、ジビエの調理に関する質問を多数お受けします。
教えたいのはやまやまなんですが、この質問、実は非常に答えにくい。
まず、冷凍庫に眠っている肉が、どこの部位で、オスなのかメスなのか?
大きさはどのくらいの個体だったのか?
要は、肉質を見ないとどのような料理に合う肉かわからないということ。
また、大抵は猟師さんからもらった肉だと思うのですが、
どのような状態でもらった肉なのか見てみないとわからないということ。
きれいに掃除されて精肉された肉か、
そのまま切り分けてスーパー袋に入ってた肉かで、前処理が変わってきます。
とにかく肉を見ないことには始まらないのです。
もう一つ、一番美味しいジビエの調理法。
これはまさに、人それぞれ。
ご自分はどの調理法が好きなのか、自分の五感で感じてほしいのです。
そもそも、野生のお肉自体が、個体により味が相当違います。
お肉の状態によって調理のコツも変わってきますし、食べる人の好みでどう調理するかも変わってきます。
ジビエ料理はそういう意味でも正解がありません。
自分だけの正解を見つけてほしい。
そして、
冷凍庫に眠ってるお肉たちをきちんと成仏させて、
次々と新しいお肉が流れ込んでくる、持続可能な冷凍庫を目指して!
有害駆除で廃棄される鹿猪を食卓へ!
そういう気持ちで、今回、ジビエ料理教室を始めることにしました。
すでにお家から鹿肉を持ってきてくださる方がいるので、家に鹿肉がない方でも大丈夫です。
日時 3/4(木)10時~13時
場所 二俣協働センター 調理室
料金 4千円
残席3名様
講座内容
まずは持ってきていただいた鹿肉を見て、部位別の特徴を説明。
肉をきれいにするやり方や、筋取りの方法などを実践。
部位別に2種類くらい料理を作ります。
最後にみんなで食べて終了。
余ったお肉はみなで持ち帰って、復習します。
お申し込みは、鴨家キッチンまでメッセージまたはお電話をください。090-3951-6753(金澤)
返信をもって、お申し込み完了となります。