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お客様の鹿力(しかりょく)が上昇している件(笑)

11月、12月のカフェオープンデーに来てくださったお客様が

心から鹿肉を楽しんでくださっているのを感じて、

本当に嬉しい気持ちでいっぱいです。

そして、お店に来たくださるお客様の、

鹿を味わい尽くす力、鹿力(しかりょく)が急上昇しているのを感じています。



例えば、11月の鹿のちらし寿司をお召し上がりになったお客様。



酢飯の上にのった、味の付いていない鹿のシンタマローストを、

酢飯から下ろしてまず、酢飯を平らげ、

後に、鹿ロースト(何度も言いますか味がついていない)を単品で噛みしめ

庭の陽だまりに目を向け、遠い目・・・。

私としては、味の付いていない鹿ローストを、

濃い目の味付けの混ぜ寿司と合わせて食べてくださることを予想していたのですが、

ほとんどの方が、単品で鹿を食べて、うっとり、遠い目・・・。

鹿本来のお味を、ここまで楽しんでくださるお客様に来ていただけて、

本当に幸せです!

ありがとうございます!

そして、12月の鹿フライの時は、



ミツマタ(おじさん)の鹿と、ほぼバンビに近いメス鹿(娘)の外モモ肉を半分づつフライにして出したのですが、

お召し上がりになったお客様、皆さまその違いに気づいて、

娘が好きだの、おっさんが好きだのと、それぞれの好みを教えてくださいました。

ジビエのお肉を語る時に、

血抜きがしっかりされているもの、血が一滴も残らぬように血抜きする、ですとか、

巻き狩り(犬を使って大勢で追い込む狩りの方法)の獲物は肉が焼けているから、罠の方がいい、

いや、忍び猟で1発で仕留めた獲物がいいとか、

まあ、よい肉とはこういうものだという理論がいろいろ言われているんですが、

加工場を通った肉は、ある程度の所で獲物の状態は選別されているので、

狩りの方法よりは、獲物の性別、年齢、大きさ、食べたもの、などによる個体差の方が

味に影響するように思います。

そして、その味の違いも、好みの問題なので、調理法などによって、大体は美味しく食べられます。

そういう味の違いを楽しんでる、鴨家キッチンのお客様の鹿力はかなり上級でございます。

そんな鹿力上級のお客様にご満足いただけるように、

これからも精進していきたいと思います。

2020年。大変な年になりましたが、

変わらずご愛顧いただきまして、誠にありがとうございました。

今年もあと少し、来年もよろしくお願いいたします。




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