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先週は久々にジミートへ

鴨家キッチンのまおこです。

5月から週に1回か2回、春野の山の村にある、

ジビエの食肉加工所「ジミート」にアルバイトに行っています。

脱骨と精肉のお手伝いのバイトです。




片道1時間半以上かけて、バイトと言うよりお勉強しに行っています。

そのバイトも7月に入ると山や川に遊びに来る人が増えるため、

猟がお休みになるので、必然的に私もお休み。

なのですが、天竜の方で猪が罠にかかったと

先週の日曜日、朝7時半に電話をもらって、飛び起きました。

とれた獲物は1時間以内に解体を始めるルール。

自宅からジミートまでかっ飛ばしても1時間半かかるので、

普段なら解体に参加することはできないのですが、

今日は猟師さんの地域の草刈りらしく、

猪の持ち込みが13時になると!

行くしかない!

で、行ってきました!




猪の解体は初めて。

雄の38キロ。鼻にくくり罠がかかってしまって、ちょっとかわいそうでしたが、

その分肉のダメージは少なく、よいお肉でした。

オスは私が苦手な臭腺があって、これをきれいに取らないと臭いお肉になっちゃいます。

注意して内臓を出して。

皮をはいで冷蔵庫につるして熟成をかけます。

ここまで師匠と2人で2時間。

で、3日後に脱骨精肉しに、再びジミートへ。

ジミートはかなり丁寧に精肉するので、

スライス、ミンチして真空パック、冷凍するまでだいたい3~4人で7~8時間

個体の大きさにもよりますが、結構疲れます。

お昼休み以外休憩も取らず、黙々とナイフや包丁を使って、

瞑想状態です。


写真は鹿です。

これ、フォレストガーデンの草刈りに似ています。

そもそも、鴨家キッチンを始めた理由は、

「人も沢山のいのちによって生かされている」

ことを、伝えたかったから。

自分が食べるいのちがどこからやってきて、どこへ帰るのか。

庭に立って木々や草の声を聞き、ミツバチとあいさつし、

ジミートへ行って鹿や猪を解体精肉して、

彼らの山での生活に思いを馳せ、

そうして、私のいのちもまた、彼らと同等で何ら変わりないことを確認する時間。

生きている意味とか、目標とか、

そういうものは大事じゃないとは言わないけれど、

ただ息をして、寝て、起きて、喰らうだけで、なんと素晴らしいことか。

鴨家キッチンはそういうことを体感できるお店になりたいと思っています。


9月、10月のオープンデーは

9/11(月) 9/17(日) まだまだお席に余裕があります

メニューは、暑い夏をぶっ飛ばす

鹿肉カレープレート





鹿脛肉をじっくり煮込んで味を出して

鹿のローストをトッピングした贅沢バージョン。

プチデザート付で1200円です。めっちゃお得!

フォレストガーデンの簡単なレクチャーと

庭の見学とランチがセットになったコースは

10時半スタートで料金は2,000円

ランチのみのお客様は11時半よりお好きな時間で1,200円です。

ご予約はオーナーメールかお電話で。090-3951-6753(金澤)

ちなみに、10月のオープンデーの予定は

10/15(日) 10/16(月) です。

メニューは未定ですが、鹿肉のランチプレートのなる予定です





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